長崎の事件その後(フィクション)

長崎の事件関連のスレで見つけた怖い話。

月日は流れ、長崎女児殺害事件の加害少女は大人になり結婚をし、
娘もでき母親になった。
世間の人はもちろん、本人もこの事件のことは忘れていた。
母親となった少女は、家族みんな仲良く、ごく普通の幸せな生活を送っていた。

娘の誕生日に、母親は娘のためにバースディケーキを焼いた。
白いクリームに、色とりどりの宝石のような果物で飾られたケーキを見た娘は、
早く食べたくて、椅子からから身を乗り出して、はしゃいでいた。

そんな娘の後姿に目を細めながら、母親がキッチンからケーキを切り分ける為のナイフを持って、
テーブルへやってくると、娘は後ろを振り返りこう言った。
「今度は首を切らないでね」