WakeOnLanはおもしろい

WakeOnLanというATX2.03の機能を使ってみた。その名の通りLAN経由でPCの電源をオンにする機能のこと。それだけ聞くとどうやって実現するんだ? と一瞬思うが、電源が切れていてもLANがつながっていれば問題ないらしい。そういえば、電源が切れていてもLANのランプはなぜかついていたっけ。そんで、電源が切れているPCを指定して特殊なパケット(MagicPacketという)を送るのだが、起動していないためIP指定はできない。そこで使用するのが物理アドレス(00-20-ED-1C-D6-8Aとか)である。あれってここで使えるのか。そんなこんなで物理アドレスを指定してMagicPacketを送ると、あら不思議、PCが勝手に起動する(勝手じゃないけど)。
どういう時にこんな機能を使うのかというと、あるPCを特定の時間だけ起動して起きたいときなど。
たとえば、自分の場合はメインマシンにテレビチューナーを付けてビデオのように使っているのだが、もちろん電源が落ちていては動きようがない。そのため、予約がはじまるような時間にあらかじめ起動させておくのに使うのだ。
だが、MagicPacketを送るソフトウェアを動かすPCは常時起動の必要があるのだが・・・。(雪山で遭難した際、全員が寝てしまっては、誰も起こすことが出来ない)